新聞をたまに読みます。iphone用アプリで産經新聞を週のうち3日位。yahooのトップとかに気になる見出しがあればそこを産經新聞で少し掘り下げる。うちの親父世代からしたら鼻で笑われそうな愚行ですがそれでも社説などは特に気をつけて読むようにしてます。今日の一面にGW中に海外旅行に行く旅行者の中で一番多い世代は20代女性という記事。周りの女子を見ても勢いのある方が多いので何となくわかる気がする。と同時に20代男性の海外旅行離れが激しいとの記事も。特に大学生の減少率がすごいらしい。
僕が大学の頃は借金して毎年海外旅行に行っていた。アメリカの親戚にはじまり英国、フランス、スペイン、チュニジアといった具合。まあだからといって別に威張ることもないのだがその経験は実際に居酒屋で合コンのネタには使えた。
更に記事は「巣ごもる」という言葉で海外旅行などよりも洋服や本にお金を使いたい層を表現していた。僕ら洋服やってる側からすれば非常に刺激的な記事ではあるが、本当か?もちろん個人差があると思うが、旅行など経験に使わないのであれば服にも興味はなさそうだ。お洒落して海外旅行とかあり得ないということか。
先日突然の荷物がアマゾンから届いた。開けてみると書籍が一冊入っていた。
「ヘミングウェイの流儀」今村楯夫 山口淳 著
佐世保の後輩、佐藤からの粋な贈り物だった。書籍をamazon経由で送るという手法はなかなか良い。皆やっているのだろうか?そしてこの本の内容だが非常に読み応えがあった。ヘミングウェイ自身の身の回りの道具や衣類をこと細かく解説しているのだがとにかくお洒落でビックリした。いわゆるヒゲのぽっちゃりしてるおっちゃんの姿は彼のほんの一面でしかないようだ。特に若い頃の着こなしは目をみはるものがあり昨今のアメリカンカジュアルのお手本ともいうべき写真が満載だ。世界中を旅行して様々な文化や風土に触れてきたヘミングウェイ独特のモノに対する視線がとても愛があって参考になります。
もちろん誰でもこんな経験は出来ないだろうが、それでも自分らしいモノとの付き合い方を見つけることは今後の長い人生の中で非常に有意義な楽しみになることだと痛感した。
もし興味がある方は是非書店で立ち読みして買って下さい。
Go Fujito