仙台へ日帰りで取扱店舗様へ伺い、東京へとんぼ返りをする新幹線の中で写真家の
大橋仁とコンタクトがとれた。前回会ったのは今年の春で福岡の楽しい夜だったから半年ぶりか。新宿のことは全くわからないので大橋のお任せで挑む。
「薄めと濃いめはどっちが良い?」「薄めで!」「マジで〜薄め?」「じゃあ濃いめ」一件目は北朝鮮焼き肉(大橋曰く)の味楽亭へ。
お進めのカルビを二人で7人前位食す。この甘辛いタレが最高です。だんだんとタレが完成していくスタイルも新鮮であっさり食べれました。相変わらず絶好調の大橋はとにかく食いまくりの呑みまくりで終止大盛り上がり。今年から来年いかけてかなりの動きがありそうで目が離せそうにありません。
味楽亭
住所:東京都新宿区歌舞伎町2-23-10
電話:03-3200-1919
そしてこの後、たらふくの僕らは店を出て大橋の「もう一件だけ行こうか?」により奇跡の中華料理へ。ここが歌舞伎町であることを改めて認識させてくれる路地裏を入ると映画"不夜城"のロケでも使われたという"上海小吃"がある。勢いのあるママが奥の席へ通してくれる。若い頃は相当美しかったであろうママは大橋とはかなり親しいようだ。そして大橋の口から出た信じられない一言「炒蟹(蟹の炒めもの)をひとつね」まだ食べるのか...「それと揚げパンとあれ、紹興酒」紹興酒で乾杯、一品目の炒蟹を一口いくと、上海蟹の美味さにビックリ。揚げパンつけてまた美味い。更に追加注文で麻婆豆腐も試したがこれまた味わったことのない香辛料の味付けで口の中が涼しくしびれていく。もちろん小飯も追加した。いい感じの酔いと素敵な香辛料の麻痺効果が相成ってもはや訳が分からない僕の満腹神経。
さてそろそろお勘定して店を出ようと立ち上がるとママが優しく大橋をハグしてお見送り。
僕も後から「ごっそさんでした」
するとママが僕の耳元で一言「いつもドラマ見てるよ」とにっこり。
ええええ〜、誰と間違ったんだ?
ドラマ?いつも?何だそりゃ、月9の連ドラ帯番組か?見送りの挨拶にしては新しすぎるぞ、歌舞伎町!
あまりの衝撃で一瞬固まってしまったが、「あ、どうも」と何事もなかったかのように口から出た僕の返答はママからすると至極自然だったのだろうか?
明くる日、大橋にこのくだりを話すと大爆笑。爆笑しすぎて電話の向こうでむせ返る。さんざん笑ったあげくに「それは多分ママのリップサービスやね、うん」「そうっすよね、やっぱり」
また歌舞伎町に行きたいと思う。
上海小吃
東京都新宿区歌舞伎町1-3-10 1・2F
電話:03-3232-5909
※大橋様、先日はごちそうさまでした。あまりの珍体験ばかりであの後思い出し笑いが止まりませんでしたが無事福岡に戻ってきております。是非来福の際はご連絡を。
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