2009年9月29日

久しぶりの電話

見慣れない番号からの電話。支払催促ではなく、携帯を替えたのでメモリーから漏れていた以前仲の良かった友人。かけ直すとこんな内容。
「こないだ婚約したんよ」「おお、おめでとう!」「でね、旦那に誕生日プレゼントを選んでたのね」「ほう」「アローズのBY(Beauty & Youth United Arrows)にいったら、いい感じのスウェットパーカーがあって一目見て決めて、サイズを確認しようと思ったらGoくんのブランドだったのよ!」「おおお!」「お店に行く前からグレイのパーカーと決めてたから、ほんとにビックリしたの」「すげえ」「これは報告しとこうと思って電話したの」「まじで?わざわざありがとね。本当に嬉しい、旦那さんにもよろしくね」
とかこんな感じだった。
その女性はおない歳のアパレル出身者。おそらく僕の知ってる中では一番センスがあって上手く洋服を着こなす洋服好きの女性。その女性がたまたま選んでくれたとは、相当に嬉しかった。常にブランドロゴではなくてシルエットや素材感でうちの洋服だとわかってもらえるようになりたいと思って作ってきたつもりだが、こんなに明確な答えがあるとは思っていなかった。興奮した。
だから、この仕事は辞められないんだろう。
再来週は来春夏の展示会です。準備でバッタバッタしている僕の頭の中を一瞬だけ停めてくれた気がした。

Go Fujito

2009年9月27日

Directors Cup Vol.2 無事終了しました!!!

無事終了しました!
Directors Cup Vol.2 今回も12チームのエントリーがあり、白熱したゲームでした。(総勢130名位程)熊本、山口、佐世保からも駆けつけてくれた皆さんと福岡のみんなで今んとこ、どこが一番強いとや?を決めるこの大会。結果は初出場で中川コーチ率いる"Brown's"が見事優勝!(賞金34,000円、賞状、トロフィーが贈られました)我が"Directors"は惜しくも連覇ならず2位でした。狙っていたんですけどね、連覇。Brown'sはマジで強いですよ。




深夜2時でこの笑顔。下は20代前半から三十路のオッサン迄、楽しくボールを追っかけ回しました。
皆さんお疲れさまでした。怪我も無く終えれたのは皆さんのフェアプレーがあっての事です。また次回もやりましょう!
早速ですがおそらく11月に次回大会を予定しております。エントリーは随時受け付けていきますので、詳細は別のブログ"Directors Cup"にて公開していきますのでそちらをチェックして下さい。(今回エントリー出来なかった皆さん申し訳ありませんでした。次回は是非参加おまちしております。)


Go Fujito

2009年9月26日

Directors Cup Vol,2 やります!

今夜は、第2回"Directors Cup"です。
参加チームも12チームと前回より増えてまたまた盛り上がりそうです。我がチームDirectorsは前回優勝しておりますので、今回は2連覇目指しております。主催だからといっていっさい手加減しません、空気も読みません。



では、皆さん今夜も楽しみましょう!

会長 藤戸

2009年9月24日

"spares" 5th Anniversary Denim Jeans

壱岐団地の近く、福岡市の西の果てにあるヴィンテージカーも扱うセレクトショップ"spares"の5周年スペシャルデニムジーンズを製作しました。オーナー横尾君のこだわりがギュッとつまった至高の一品。シルエットから生地、加工、細かいディテールに至るまで忠実に彼のイメージを具現化出来たんではないでしょうか?それ故に途中で何度となく企画自体が頓挫しそうになりましたが、なんとか本当に何とか納品することが出来ました。
どことなくヨーロッパの香りのするシルエットにとても現代風なデティールが隠されています。余り話すとネタバレになりそうなので、実物は店頭で是非確認して下さい。


name : FUJITO x spares
price : 24,150 yen (in tax)
size : 1 . 2 . 3 . 4 . 5
color : used denim

sparesでした味わえないFUJITOのデニムジーンズが出来上がっています。僕個人的にはジャケットに合わせて細身のニットタイなんか締めたくなるようなデニムジーンズですね。(わかりにくいか?)女性の方用にサイズも用意してありますので、ピシャリのデニムが無い、と嘆いていらっしゃる女子の皆さんも是非!

※横尾君5周年おめでとう!これからもがんばっていきましょう。

Go Fujito

2009年9月22日

Kings Of Convenience - Boat Behind

と〜っても秋を感じる一曲。



Go Fujito

2009年9月19日

展示会サンプルなど

本日来春夏の展示会用のサンプルで一番重要となるべきアイテムの1stサンプルがあがってきた。少しだけほっとした。この少しだけというのは、本当に少しだけなんです。(?)昨日は久しぶりに散髪にも行ったし(koti,rakuちゃん遅くまでありがとね)、頭軽くなった気がします。それにしても昨日までが恐ろしく頭が重かった。これでもまた少しだけほっとしました。

明日(いや正確には今夜)より、岡山へ行ってまいります。小学からの旧友が晴れて結婚するという事で御呼ばれした訳です。お店は日、月とお店お休みして岡山までしかも車で行ってきます。いくら安いからといってETC付きのHONDA"Fit"で6時間走って、結婚式に駆けつけるなんてダスティンホフマンばりにロマンティックですが、男二人旅、珍道中となる事でしょう。この模様はtwitterにて実況するかもです。
それにしてもこのシルバーウィークというネーミングはセンス無いですね。GWに続いて敬老の日があるからといってこの名前でしょうか?仕事が雑です。
さて、連休中のDirectorsの営業予定は以下のようになります。

9月20日(日)お休み
9月21日(月)お休み
9月22日(火)通常営業 13:00~21:00
9月23日(水)通常営業 〃

宜しくお願いします。
そして素敵なお休みを楽しんで下さい。

Go Fujito

2009年9月18日

FUJITO x Phenix Glacier JKT

本格的な山アイテムの入荷です。日本が世界に誇るアウトドアブランド"Phenix"社に別注をかけたスペシャルアイテム"Glacier JKT"。LEVECというフェニックスオリジナルの透湿防水素材(耐水圧20000mm/透湿20000g/hr)にとっても発色の良い裏地を世界で初めて色付きで採用し、防水ジップや脇下のベンチレーションなど基本的なスペックは申し分ありません。実際に登山等でアグレッシブに使えるアイテムである上に日常着としても取り入れやすいスタイルです。




FUJITOでは防水ジップのカラーや、ロゴの刺繍をボディと同色にするなど非常に細かい点ですが初めて別注をお願いしてより街着としての実用性を取り入れました。

brand : Phenix x FUJITO
name : Glacier JKT
color : Grey, Navy
size : S, M, L
price : 32,550 yen (in tax)

Phenix : 1952年、日本発のオールラウンドアウトドアブランドとして創業したフェニックス。スキーやアウトドアスポーツの先駆者として知られる創業者、田島一男自らがアウトドアアクティビティを実践し、それらを愛する気持ちを誇りにした物作りを実践しています。長年蓄積されたノウハウは、世界トップレベルの最新機能素材、日本発だからできる高品質と日本の気候に適した機能は、「機能」と「ファッション」と「アイデア」の融合でスポーツシーンに新たな世界を生み出し続けています。

Go Fujito

2009年9月17日

担当者

デニムジーンズの産地は岡山が世界で一番有名です。
弊社FUJITOのデニムジーンズの生産を受けて頂いている工場の担当の方が昨日来店。来春夏の展示会用のサンプルアップの為の打合せの為だ。昼間のうちにサンプルの打合せをして、夜は軽く飯でもと南も含めて3人で呑んだ。(この「軽く飯でも」で軽くすんだ試しは一度もない)どこそこの不景気な話はもちろん、好景気な話も少なからずと話題になる。聞けばその方がこの仕事につかれて20年近くなるが、今年は過去最高に悪いと...とはいえ、そんな時こそやれることがあるので僕らはそこを細かくつついていくだけなんです。
2軒目3軒目になってくると話が色々と脱線していき盛り上がってくる。これはどなたでもそうだが本人の今までの経験談におもろく無い話は聞いた事がない。そう、すべらない。昨日も20代の頃に国内を飛び回っていた頃のお話が良かった。NIKE,adidasのスニーカーはもちろん、SEIKOの珍しい時計などその買い付けた内容の幅広さには驚いた。佐世保の田舎少年だった僕はこの人がど田舎で掘ってきたスニーカーを買ったかもしれない。仕掛ける側と、られる側が長い時を経てここに出会ったそんな感じ。全然美しい話ではないけど、ああファッションだとそう思った。
締めのラーメン食ってる時はもう内容なんて無かった。
そうそう、今仕掛ける側にいるんよね、俺。

Go Fujito

2009年9月16日

zine "PURPLE"


こっちのほうがかなり好きです。
ズマ君早くもって来て。(tokyoから戻ってからで良いよ)

Go Fujito

2009年9月15日

どんどん立ち上がってきてます

急に涼しくなると風邪ひきそうになります。だからといって厚着をする訳にもいかず難しい季節ですね。普段はスウェットパーカーを持ち歩いてちょっと肌寒い時に羽織るようにしています。この時期重宝してます。
さてどんどん入荷が続いている"Directors"ですが、今日は少し枯れたアイテムをご紹介。
とっても秋冬らしいTweed地を使用したセットアップです。セットアップでの提案は毎シーズンやっていたんですがテイラードジャケットは初めてです。試行錯誤はありましたが非常に良い仕上がりになりました。画像のように上下キメテ頂けるともちろん嬉しいですが、単品での使用も活躍しそうです。



特にこんなエイジング加工がしてあるデニムなんかと会わせてブラウン系のシューズ(ドレスorモカシン)で良いじゃないですか?


Go Fujito

2009年9月14日

LAKAI


LAKAIのシューズが気分かも。



High value material upgrades to the Lean Coda Hi and Manchester Select styles set these Leisure Pack SKU’s apart from their all canvas predecessors. Premium leather in bold colors garner much attention for the Coda Hi while premium logo, tongue, heel and eye stay hits on the Manchester Select differentiate it from the all suede offerings of seasons past. When your dress code calls for above average footwear, reach for Leisure Lean.
Go Fujito

2009年9月12日

freeman



Go Fujito

2009年9月11日

FUJITO Wool Vest 2009 入荷しました。

FUJITO Wool Vest 2009 入荷しました。素材にはコーデュロイと上品なウールを切り返しており、今まで以上に重厚な仕上がりです。前回同様、今シーズンも中綿にはThinsalute を採用し、機能的には申し分ありません。その他にも裏返すと60/40クロスのリバーシブル仕様になり、ちょっとした雨ぐらいは楽勝で跳ね返します。



首元のレザーもヌバックで落ち着いた雰囲気。





brand : FUJITO
name : Wool Vest
color : Navy, Gray
size : XS, S, M, L
price : 35,700 yen (in tax)

リンクのFUJITO取扱ディーラーにて是非ご確認ください。

Go Fujito


2009年9月8日

skateしよう!


もう5年位ぶりにskateデッキを組みました。ちょっと前に購入していたSupremeのpeter savilleモデルのデッキがちょうど今の気分にぴったり。足回りはFUJITOでサポートしているteppeiから譲ってもらったインディあたりで。(teppei ありがとね)さっき店の裏を滑ってみたんですが「き、気持ちいい〜!」最高です。目標は"もう一度あの時のオーリーの感じをお願いします"という控えめな再就職です。最近僕の周りではちょっとした再再々skateブームです。意外なメンツも組みだしたんで秋の夜長に楽しめそうです。


FUJITOのこんな感じの着こなしで滑れたら気分もまた上がりそうです。



岡山の加工職人が一点一点手作業で丁寧に仕上げたエイジングが絶妙なGジャン羽織ってパーカー重ねてがつんがつん行きたいじゃないですか!
brand : FUJITO
name : 11MJ type Denim JKT
color : used blue
size : S, M, L
price : 37,800 yen (in tax)


ジーンズも美しいです。
brand : FUJITO
name : Regular Denim Jeans
color : used blue
size : 30, 32, 34, 36 (inch)
price : 30,450 yen (in tax)


そうそうシューズはRhythmのこれでやっとります。(隆君調子いいよ!でも、速攻良い感じに破れそう)裏地が素敵過ぎ。


Go Fujito




2009年9月7日

MAGAZINE VOL.1 到着!

仲間のZMURFがジンを作っております。Stussy Fukuoka Chaptとの共同で進めていた作業は予想以上に大変だったと思います。しかしながら内容を見ると福岡、そして日本のstreetがリアルに感じられるとっても熱く素晴らしい内容。特にグラフィックがいい雰囲気出てます。それからTakaの記事もかっこいい。
店頭に少部数ながら置いてますので是非手に取って下さい。今後"Directors"も何か絡んでいけたら良いな...


恒例の週末は体をとにかくいじめました。最近はまっているやつを土曜の早朝からかまして、昨日は脊振山へ久しぶりの登山。ちょっと前の豪雨の影響か軽くトラブルありましたが何はともあれ山頂の画像を。


この建物、航空自衛隊が管理しているものでまさに北の同行を逐一確認しているような感じ。



山頂からガスってますがなかなかの景色。この後あまりに気持ちよくて山頂で一眠り...

で、夜はもちろんフットサル。相当体が重いです。このままで大丈夫か?
そうそう、第2回"Directors Cup"が9月26日(土)に決定しております。前回を上回る参加チーム数(12チーム)で盛り上がりそう。もうちょっと調整しなくては。

Go Fujito

2009年9月4日

日本一周

「家族も大好きです。お母さん、パパ、健康な体に育ててくれて本当にありがとう。」探偵ナイトスクープでの自転車日本一周をしている女の子のとても熱い一言。いきなりの「泊めて下さい」オファーを見事に決めた彼女はとてもたくましく見えた。
大学在学中にアパレルの卸をやろうと先輩に誘われ何もわからないくせに勢いで加わった僕にはとにかく毎日が刺激で一杯一杯だった。九州の卸を担当するという事で鹿児島、宮崎の卸先を新規を中心に車で回った。およそ2泊3日の行程だったと思うが、帰ってくる途中のもうすぐ福岡という国道でヒッチハイクの若者に遭遇。段ボール紙に「to 福岡」と書いた彼は見た目は正直暑苦しかった。僕が運転していただろうか、「停まろうや」という先輩の一言で大学最後の一人旅をヒッチハイクで続ける若者は僕らと一緒に博多入り。車中ではその彼の熱い思いをぶつけてもらってさらに僕らも元気になったりしたような気がする。当時僕(20歳)の2歳上ぐらいだったと思うがとても落ち着いたまっすぐな話口調にそのヒッチハイカーの芯の強さを感じた。
あつくお礼の言葉を受けながら、車を発車させると先輩が「ああいうやつが大物になるっちゃろうね」と一言。助手席のシートを目一杯倒して煙草をふかしながら一言つぶやく先輩の姿は今思えば突っ込みどころ満載だったが、負けじと僕も「そうっすね」とタバコをふかした。(当時は吸ってました。日に一箱ぐらい)
こんな事はまれだろうか?ぜひとも危険度の低そうなヒッチハイカー(目が奇麗なんですぐわかるはず)がいたら乗せてやって下さい。

Go Fujito

2009年9月2日

お墓参り”佐世保〜田平〜崎戸"

お盆に帰省してなかったので、この忙しい中一瞬の隙をついて佐世保へ強行帰省してきました。月曜日の夜仕事が終わって21時過ぎに長浜発、高速でヒトッ飛び佐世保へ23時着。"cafe .5"のライブペインティングにも間に合って楽しい夜を過ごさせてもらいました。



明くる日、午前中から母方のお墓がある北松浦郡田平へ。ここのお墓は最高に行きにくい場所にあります。


どう見ても道はないですが、この草原の先にお墓があるんです。あまりにも気持ちのいい天気で気分は爽快でした。



今度は、父方のお墓がある、西海の崎戸へこれが結構遠い...長崎の北の端っこ行った後に、西の果てまでドライブですよ。天気悪かったらと思うとぞっとします。上の画像のような煉瓦作りの何とも言えない情緒あふれる島です。この先の丘にお墓があります。もちろん類に漏れず若者の流失は後を絶たず、信じられない程とても静かな午後。


せっかく来たんで、この夏一度もいけてない海へ。予想以上の透明感にかみさんと二人軽くはしゃぐ。近くで釣りに講じていたおっちゃんが僕らが見ている時にヒット!40センチオーバーのチヌをバシッと釣り上げてました。
地元に戻ると、体力的な面はちょっぴりしんどかったですがメンタルが回復します。これはこのクソ忙しい中非常にありがたい。

最終日の夜の実家の庭でのBBQもなかなか楽しめました。治おじさん(母の兄)が来て、終戦後に台湾から引き上げてきた時の話が聞けただけでも素晴らしい時間だった。昨日の事のようにあの頃を話すおじさんは戦後生まれの僕らをあっという間に当時に引きづり込んだ。日本へ帰る船に乗る際に人員オーバーでおばさん(母の姉、当時幼少)だけががそこで生き別れになるかもしれなかったくだりなんかは、もうその時の匂いとかも感じられる程リアルで臨場感があった。もしそのとき別れていたらおばさんは当然残留孤児になっていたかもしれない。あたり前のように試練と過酷な状況が続く日々を過ごすしかなかった、そんな事を笑いながら話していた。比べる必要はないかもしれないが、僕らはそんな日々を送っているだろうか?いくつもの疑問がわいてきて、なんだか眠れない夜だった。

起き抜けに朝食を頂き、福岡へ帰る支度をしていると昨日の話の主役、おばから電話がかかってきた。おばは若い頃にアメリカへ移住して大家族を築いた僕が知る中でも最もタフな人間だ。今度はそのおばからまたおもろい話を聞きたい。そう次はアメリカへ行こう。


Go Fujito